ニュース 電子 作成日:2011年2月21日_記事番号:T00028337
IC設計大手の聯発科技(メディアテック)はこのほど、スペインのバルセロナで開かれた業界見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」で、第3.5世代(3.5G)のアンドロイド対応のSoC(システム・オン・チップ)「MT6573」を重点的に展示した。21日付経済日報が伝えた。
第3世代(3G)移動通信規格やスマートフォンの普及で、メディアテックのSoCも世代交代時期を迎えており、MT6573はこれまで主力だった第2世代(2G)仕様の「MT6253」の後継チップと位置付けられる。
MT6573は、ベースバンドチップ、アプリケーション・プロセッサー、電源管理装置などを一体化したSoCで、ブルートゥースや無線LAN、FMラジオ、全地球測位システム(GPS)、移動体向けテレビなどにすべて対応している。下半期には中国のWCDMA方式によるスマートフォン市場に売り込みをかける構えだ。
メディアテックは、MT6573の販路を、スマートフォン以外の携帯デバイスやタブレット型パソコンにも拡大できるとみている。
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