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1月輸出受注344億ドル、同月の過去最高に【図】


ニュース その他分野 作成日:2011年2月22日_記事番号:T00028346

1月輸出受注344億ドル、同月の過去最高に【図】

 経済部が21日発表した1月の輸出受注額は、前年同月比13.47%増の344億6,000万米ドルで、同月としての過去最高だった。オフシーズンの1月に高水準を記録したことに経済部は、欧米の景気回復力、中国など新興市場の需要の力強さがうかがえると分析した。ただ台湾元高を受け、元建てでは同3.57%増にとどまった。22日付工商時報などが報じた。

 仕向け先別では中国からの受注が前年同月比7.22%増の92億900万米ドルで最大を占めた。中でも化学(9億7,000万米ドル増)とプラスチック・ゴムとその製品(8億8,000万米ドル増)は過去最高の増加幅、機械(5億6,000万米ドル増)は過去2番目の増加幅だった。米国からの受注は同17.97%増の76億2,900万米ドル、欧州は同16.23%増の60億600万米ドル、日本は同5.18%増の36億9,400万米ドルだった。

 製品別では多い順に、▽電子製品、81億5,000万米ドル(前年同月比9.85%増)▽情報通信製品、80億8,000万米ドル(同6.83%増)▽液晶パネルなど精密機器、29億1,000万米ドル(同6.40%増)──。

 2月の見通しについて電子業界では、営業日数が少なく、新旧モデル入れ替え時期に当たる上、インテルの新チップセット不具合問題もあって前月比で縮小すると予測されている。