ニュース 機械 作成日:2011年2月22日_記事番号:T00028353
自動化設備メーカーの受注が、太陽電池や半導体、液晶パネル業界からの需要がけん引する形で好調となっている。盟立自動化(Mirleオートメーション)、広運機械工程(ケンメック・メカニカル・エンジニアリング)などの大手は、第3四半期まで受注見通しが立っている状況だ。22日付電子時報が報じた。
盟立自動化は手元の受注が35億台湾元(約99億円)に上る。2月は春節(旧正月)などで営業日数が少なく業績も下向くが、3月は通常水準に回復すると予測。現在、中国のパネルメーカーと商談中で、下半期の成長が見込まれる。同社1月の売上高は前月比21%減、前年同月比40%増の5億3,700万元、税引前利益は前年同月比57%増の4,500万元だった。
広運機械工程は現在、太陽電池およびパネルを中心に受注10億〜20億元分を確保しているほか、台湾と中国の太陽電池メーカー2社とも200メガワットピーク(MWp)の設備について商談中だ。また同社顧客の奇美電子(チーメイ・イノルックス)や中国パネルメーカーによる生産能力増強、太陽電池発電システムの競争入札への参加なども後押しし、今年の売上高は50億元へと昨年の35億6,000万元から大きく成長する見通しだ。
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