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一眼レフ用Al−Mg合金フレーム、巨騰が世界シェア2割へ


ニュース 家電 作成日:2011年2月22日_記事番号:T00028357

一眼レフ用Al−Mg合金フレーム、巨騰が世界シェア2割へ

 ノートパソコン用筐体(きょうたい)世界最大手、巨騰国際控股(JT)は、デジタル一眼レフカメラ(DSLR)用アルミニウムマグネシウム合金フレームの出荷を2010年下半期に開始して以来、キヤノン、ニコンからの受注が続き、今年の同製品出荷は前年の2〜3倍、400万〜600万枚に成長する見通しだ。DSLR市場規模が今年1,500万台(高級機種1台に2枚のフレームが必要)とすると、DSLR用アルミニウムマグネシウム合金フレーム市場でシェア20%近くを占める計算だ。22日付電子時報が報じた。

 巨騰のDSLRフレーム業務は、ノートパソコン受託生産大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)と合弁で中国に設立した巨宝精密加工が担っている。巨騰の昨年売上高はノートPC用プラスチックフレームが95%を占め、ノートPC、DSLR用の金属フレームは残り5%ほどだったとみられるが、今年は拡大しそうだ。