ニュース 電子 作成日:2011年2月22日_記事番号:T00028360
21日の台湾株式市場で、スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)の株価が4年8カ月ぶりに1,000台湾元の大台を回復した。個別銘柄の株価が1,000元を超えるのは、伍豊科技(FEC)以来3年7カ月ぶりとなる。22日付工商時報が伝えた。
HTCの株価は2006年に上場来高値の1,220元を付けている。21日時点で同社の時価総額は8,176億5,300万元(約2兆3,000億円)で、上場以来の最高を記録した。また、上場銘柄の時価総額ランキングでは、1位の台湾積体電路製造(TSMC)の1兆9,000億元、2位の鴻海精密工業の1兆1,000億元に次ぎ3位となる。
統一証券投資顧問の黎方国総経理は「HTC株価の1,000元乗せは、台湾株式市場に潤沢な資金があることに加え、スマートフォンの高い成長性に乗り遅れなかったことや、アップルの時価総額がマイクロソフトを抜いたことなどに下支えされている」と指摘した。
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