ニュース 運輸 作成日:2007年9月27日_記事番号:T00002837
復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)は26日、今日(27日)から台北~高雄線の運賃を、1,130台湾元(保険費用40元込み)で販売すると発表した。これは高鉄開通前の約半額の同路線最低価格で、台湾高速鉄路よりも360元(約1,255円)安い。10月末までの暫定サービスとしているが、市場の反応を見て延長もあり得るという。平日便、休日便の区別なく適用され、インターネット予約、旅行代理店、空港カウンターで購入できる。
今月14日、華信航空(マンダリン・エアラインズ)が高鉄を下回る1,390元に値下げし、立栄航空(ユニー航空)、遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)も追随して値下げを行った。これによる乗客の流出危惧(きぐ)が、復興が今回値下げを決めた理由とみられる。目標は高鉄からの乗客奪還だが、現在は航空各社同士が争っている状態だ。「こんなやり方は長くは続かない。国際線など経営版図を広げなければ生き残れない」という業界関係者もいる。
高鉄の賈先徳副総経理は、「航空路線の客を奪うつもりはなく、価格競争には参加しない」としながらも、区間あるいは期間限定の割引サービス実施も考慮すると話した。27日付中国時報が報じた。
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