ニュース 電子 作成日:2011年2月23日_記事番号:T00028393
米アップルのiPhone、iPadに静電容量方式タッチパネルを供給する台湾系、宸鴻光電科技(TPKタッチ・ソリューションズ)は今年下半期、タッチパネル用カバーガラスの生産に60億台湾元(約168億円)以上の設備投資を行う計画だ。鴻海科技集団(フォックスコン)傘下でタッチパネル用ガラスを手掛ける正達国際光電(Gテック・オプトエレクトロニクス)に対抗する構えだ。23日付工商時報が伝えた。
iPhone、iPadの販売好調を受けて、カバーガラスは供給不足に陥っている。TPKのカバーガラス自給率は現在1割程度で、外部調達に頼っている状態だ。証券会社は今年のアップル製品向けタッチパネルカバーガラスの生産額は100億元に上り、TPKの売上高の1〜2割を占めると予測している。
現在、アップルから認証を受けているタッチパネルメーカーは、中国の藍思旺科技、香港の富士光学、台湾のTPKと正達国際光電の4社のみ。TPKと正達国際光電は、福建省アモイ市に合弁企業を設立する計画だったが、昨年8月に取りやめが発表された。現在、TPKは単独でアモイ市翔安区で工場建設を進めている。
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