ニュース 電子 作成日:2011年2月23日_記事番号:T00028396
23日付電子時報によると、ノートパソコン部品メーカーは、原材料価格や中国での人件費上昇、台湾元高で負担が増しているが、新機種の発売シーズン前に当たる1〜2月のノートPC市場で需要が伸びていないため、当初予定していた部品の値上げを第2四半期に延期せざるを得ない状況だ。一部では値下げを要求されている部品メーカーもあるという。
ノートPC受託メーカーによると、ブランド各社が今年第1四半期に発注価格の引き上げを表明したものの、実際には新機種価格に反映させただけで、従来型機種の大部分は値上げされていない。このため受託メーカーは、「市場の需要が振るわない中、川上メーカーにはともにコスト増による圧力に耐えることを求めざるを得ない」としている。
ただ3月にはノートPC新機種が相次いで発売されるほか、インテルのチップセット不具合問題も解消に向かい、部品の供給不足となる可能性もあるため、部品の値上げ余地が出てくる見通しだ。
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