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台湾公文書の「中国」表記禁止、中国が高く評価


ニュース 政治 作成日:2011年2月24日_記事番号:T00028404

台湾公文書の「中国」表記禁止、中国が高く評価

 中国・国務院台湾事務弁公室(国台弁)の楊毅報道官は23日、馬英九総統が今月、台湾と中国が別々の国という誤解を与えることを避けるとして、台湾の公文書において中国を「中国大陸」または「大陸」と表記し、「中国」の表記を禁じる通達を行ったことに対し、「積極的に評価する」と発言した。24日付自由時報が報じた。

 楊報道官はこれに関して、「世界に中国はただ一つで、大陸と台湾はともに一つの中国に属する。両岸(中台)はいまだ統一されていないものの、大陸と台湾が一つの中国に属する事実はいまだかつて変わったことがない」と従来の立場を繰り返した。

 これに対し行政院大陸委員会(陸委会)は同日、「中華民国は独立した主権を持つ国家であり、馬総統が強調する『一つの中国』は中華民国であって、これ以外の解釈はない」と強調した。