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1月の工業生産指数、過去2番目の高数値【図】


ニュース その他製造 作成日:2011年2月24日_記事番号:T00028406

1月の工業生産指数、過去2番目の高数値【図】

 経済部統計処が23日発表した1月の工業生産指数は、前年同月比17.19%上昇の133.11ポイントで昨年12月の136.58ポイントに次ぐ単月過去2番目の高い数値となり、15カ月連続で2けた台の成長率を維持した。なお、経済部の黄吉実統計長は「2月は春節(旧正月)休暇による稼働日数減少のため、指数は下落に転じる」との見方を示した。24日付聯合報が伝えた。


 

 工業生産指数のうち、電子部品業は209.73ポイントで単月過去最高を更新。世界的な消費性電子製品の需要好調に加えて、IDM(垂直統合型の半導体メーカー)の工場閉鎖に伴う台湾メーカーへの委託増加などが上昇要因となった。また、基本金属業は前年同月比12.07%上昇の110.02ポイント。国際鉄鋼価格の上昇や、公共建設、自動車、造船など川下産業での需要増加によって押し上げられた。

 一方、化学材料業は前年同月比0.97%上昇の126.13ポイントで、上昇幅は過去18カ月で最も低くなった。黄統計長は「春節前の需要減少に加えて、国際原油価格の上昇が影響した」と説明した。