新北市林口区に台湾最大のアウトレット・ショッピングモールが出現する見通しだ。2013年に開通が予定される桃園国際空港ＭＲＴ（都市交通システム）沿線の発展や行政院が計画する林口国民住宅の建設に合わせ、新北市政府がＢＯＴ（建設、運営、譲渡）方式で開発を計画しているもので、市が提供する6.74ヘクタールの市有地にショッピングモールのほか、映画館、ホテル、レストラン、スポーツセンターなども併設し、16年にオープンする予定だ。24日付工商時報が報じた。
同計画は年内に開発業者の入札が行われる見込みで、観測によると、台湾の大手ゼネコンや百貨店グループ、海外の投資会社、アウトレット業者などが興味を示しているもようだ。
不動産業者によると、アウトレットモール建設予定地は、現在建設が進められている空港ＭＲＴのＡ９駅（林口駅）のすぐそば。ＭＲＴが開通すれば、アウトレットモールは台湾北部の消費者や外国人観光客の人気を呼ぶと期待される。
