ニュース 家電 作成日:2011年2月24日_記事番号:T00028418
台湾日立の花田正道総経理は、今年、生産ライン増設と商業用冷却インジケーターの研究開発(R&D)に3億台湾元(約8億3,000万円)を投資する考えを示した。これにより家庭用エアコンの生産能力は30万台に増強される。24日付経済日報が伝えた。
日立は今年から自社エアコンで従来の冷媒「R22」に代えて「R410」の使用を開始する。これに伴いインバータエアコンの生産設備拡張の必要が生じた。今年のエアコン販売台数は2年連続で台湾市場首位となる28万台、売上高は前年比10%増を目指す。
国際原料価格上昇のエアコン販売価格への影響について張簡敏杰副総経理は、「材料価格上昇分の90%は自社で吸収している。日本からの輸入部品の多い一部機種では2〜3%の値上げを行う」と説明。全体では平均1%以下の値上げ幅にとどまるとの見通しを示した。
なお、台湾日立は工業技術研究院(工研院)と共同開発した大型冷却装置が来月にも販売開始される。
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