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中華電信、台北101ビルの株式優先取得権を放棄


ニュース 建設 作成日:2007年9月27日_記事番号:T00002842

中華電信、台北101ビルの株式優先取得権を放棄

 
 台北市の超高層ビル「台北101ビル」の3大株主である中華電信、中華開発金融控股、金尚昌開発の3社は26日までに、中聯信託が保有していた同ビルの株式15%の優先取得権を放棄した。27日付工商時報が伝えた。

 これを受け、経営破たんした中聯信託の資産を接収した中央存款保険(預金保険機構に相当)は、10月26日までに再度公開入札を実施する予定だ。最低入札価格は36億9,200万台湾元(約129億円)で、今回の入札で落札者が決まらなかった場合には、入札条件の再検討を進める方針。

 中華電信は、株式取得に意欲的と伝えられていたが、最低入札価格が高い上、台北101ビルが赤字経営に陥っていることなどから、購入を見送ったとみられる。