ニュース 電子 作成日:2011年2月24日_記事番号:T00028421
米アップルにタッチパネルを供給する宸鴻光電科技(TPKタッチ・ソリューションズ)の劉詩亮財務長は23日、業績説明会の席上、「過去1カ月、顧客への出荷が遅れたことはない。出荷状況は正常だ」と述べ、アップルのタブレット型パソコン「iPad」の新モデル発売が遅れるとの見方を間接的に否定した。24日付工商時報が伝えた。
iPad新モデルをめぐっては、設計の変更に伴い、発売時期が当初予定の4月から6月に延期されるとの観測が証券会社から示され、台湾メーカーの業績に悪影響が及ぶとの懸念が出ていた。
アップル向けの出荷はTPKの昨年の売上高の75%を占めており、iPad新モデルの発売が延期されれば、TPKの業績にも深刻な影響が出るとみられていた。
一方、TPKは今年の設備投資を200億台湾元(約554億円)と見込んでいる。前年の94億元から倍増で、主にタッチセンサー、カバーガラスの生産増強に充てる。
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