ニュース 電子 作成日:2011年2月24日_記事番号:T00028424
液晶パネル大手、友達光電(AUO)は、シンガポール子会社、アドバンスト・フラット・パネル・ディスプレイ(AFPD)の第4.5世代工場で、今後、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)方式の液晶パネルを生産する考えで、設備購入のため同工場に2,500万米ドルを増資する。同工場では現在、低温ポリシリコン(LTPS)パネルを生産しており、月産能力は4万5,000枚。24日付電子時報が報じた。
AMOLEDパネルは、サムスンが携帯電話に採用して高評価を受け、現在供給不足となっており、各社が積極的に生産拡充を行っている。同パネルではサムスンモバイルディスプレイ(SMD)やLGディスプレイ(LGD)など韓国メーカーが業界をリードしており、AUOの展開は遅すぎるとの声もある。
しかし、これに対しAUOは「AMOLEDパネルの応用は依然、中小型製品にとどまっているが、当社はテレビへの応用を見据えた技術開発を進めている」とし、「韓国メーカーに比べ投資スピードと規模は劣るものの、技術で遅れをとることは全くない」と強調した。
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