ニュース 農林水産 作成日:2011年2月25日_記事番号:T00028435
行政院衛生署は24日、通関検査で、米国産の牛骨付き肉(23トン)と牛すじ肉(4.5トン)から台湾で残留が認められていない成長促進剤(通称、痩肉精)が検出されたと発表した。残留濃度は骨付き肉が3.8ppb(10億分の1を示す単位)、すじ肉が1.5ppbで、国際的な基準は満たしている。成長促進剤の検出は、先月20日にも衛生署が米国とカナダ産牛肉の約3割から検出されたと発表していた。25日付自由時報が伝えた。
今回、成長促進剤が検出された骨付き肉を輸入したのは、王品集団のステーキレストランチェーン「王品」。同社は「問題の牛肉は既に米国に返品した。米国産牛肉は当分輸入しない」と表明した。衛生署食品薬物管理局によると、この米国輸出元が扱った牛肉から成長促進剤が検出されたのは2度目だという。
ただ、問題の牛肉が船積みされた時期は、前回成長促進剤の検出が発表された先月20日以前とみられる。
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