ニュース 金融 作成日:2011年2月25日_記事番号:T00028437
24日の台湾元相場は、リビア情勢の緊迫で原油価格が高騰する中、外資がリスク回避で米ドルを買い戻す動きが強まり、前日終値に比べ0.188台湾元安・ドル高の1米ドル=29.760元で取引を終えた。市場関係者は、外資が資金を引き揚げる傾向がこのまま続けば、近日中に同30元の大台に乗る可能性があるとの予測を示した。25日付工商時報が報じた。
市場関係者は、24日の終値は中央銀行が終盤に米ドル売り介入を行い、前日比で0.2元以下の台湾元安・ドル高に抑えられたと指摘した。短期的には台湾元高のピークは過ぎたとみられ、大手銀行に対し1米ドル=29.5元付近なら買うよう勧めているという。
リスク回避による米ドル買いの流れは25日も依然として続き、同日午前の終値は前日終値に比べ0.019台湾元安・ドル高の1米ドル=29.779元で引けた。
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