ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年2月25日_記事番号:T00028447
中国鋼鉄(CSC)は24日、4〜5月鉄鋼製品価格の平均12.1%引き上げを発表した。原料価格上昇を受けたもので、値上げ幅は2007年第4四半期以来の最大。造船、自動車、家電業界などがコスト上昇に見舞われることになる。25日付経済日報が報じた。
CSC販売量の4割を占める熱延コイルは1トン当たり2,945台湾元(約8,100円)の値上げで、約2万3,500元となる。その他製品の1トン当たり価格は、▽冷延、約2万6,500元(2,747元引き上げ)▽鋼板、約2万7,000元(2,949元引き上げ)▽棒線、約2万7,000〜2万8,000元(2,500元引き上げ)▽溶融亜鉛めっきコイル、約2万9,000元(3,167元引き上げ)▽電気亜鉛めっきコイル、約2万9,000元(3,500元引き上げ)▽電磁鋼板、約3万1,000元(2,000元引き上げ)──となる。
鄒若斉CSC董事長は、熱延コイルのコストは、第2四半期も今回発表した値上げ後の価格とほぼ同水準の1トン当たり750〜800米ドルが見込まれるため、6月価格も市況を見ながら調整が必要だと語った。このため6月も再値上げが確実な情勢だ。
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