ニュース 電子 作成日:2011年2月25日_記事番号:T00028455
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は24日の董事会で、中国重慶市への生産拠点設置を決議した。投資額は1,000万米ドル。今年下半期にも稼働する計画だ。なお未公表ながら、生産能力は成都工場より小規模とみられている。25日付電子時報が報じた。
新工場となる仁宝電脳(重慶)は、コンパルが第三地経由で出資し、ノートPCと部品の研究開発(R&D)、生産、販売に加え、修理などアフターサービスも提供する。呂清雄コンパル副総経理によると、当初は工場棟を借りて生産し、その後自社工場も設置して年内に稼動させる予定だ。また今後、ノートPC以外に製品ラインナップを拡大する可能性もある。
コンパルの顧客、宏碁(エイサー)は先日、受託メーカーが第3四半期に試験生産を開始し、第4四半期に量産に入る予定で、エイサーのノートPCの4割が重慶市から出荷されると見通しを示した。エイサーのサプライチェーンでは今後、緯創資通(ウィストロン)、和碩聯合科技(ペガトロン)も重慶市に工場を設ける見込みだ。
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