ニュース 石油・化学 作成日:2011年3月1日_記事番号:T00028470
国際原油価格上昇を受け、台湾中油と台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)が28日からガソリンを1リットル当たり0.7台湾元(約1.9円)、ディーゼル油(軽油)を0.8元値上げした。この結果、2008年9月6日以降の約30カ月で最高値となった。2月28日付工商時報が報じた。
中油が27日に値上げを発表するや、多くのドライバーがガソリンスタンドに急行した(27日=中央社)
値上げ後の1リットル当たり価格は、▽オクタン価92無鉛ガソリン、31.8元▽オクタン価95無鉛ガソリン、32.5元▽オクタン価98無鉛ガソリン、34.0元▽スーパーディーゼル油、29.7元──。底値だった08年12月13日と比べると、オクタン価92無鉛ガソリンで58%、ディーゼル油で77%も上昇したことになる。
中油は、昨年12月5日以降、値上げ幅を価格調整公式に当てはめた場合の半分に抑制して自社でコストを吸収しているため、3月には10億元の損失が出る恐れがあるとの予測を示した。
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