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ミシュラン・グリーンガイド台湾版、評価は欧米人基準


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年3月1日_記事番号:T00028472

ミシュラン・グリーンガイド台湾版、評価は欧米人基準

 外国人向けの観光ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド」の台湾版が2月26日発表された。台北101ビル、故宮博物院、太魯閣峡谷(タロコ渓谷)など38カ所が最上級の三つ星評価を受ける一方、交通部観光局が台湾訪問客を対象に実施した人気度調査で2位に入った九份は一つ星、4位の日月潭は二つ星にとどまった。2月26日付自由時報が伝えた。

 ミシュラン・グリーンガイドは欧州で特に影響力がある旅行ガイドで、台湾在住経験2~10年の西洋人8人が編集に当たった。このため、観光地評価も欧州人の好みを強く反映している。特徴的なのは、南鯤鯓代天府(台南市)、中台禅寺(南投県)など寺や廟(びょう)16カ所が三つ星評価を受けたことだ。

 劉喜臨・観光局副局長は「台湾を訪れる旅行客の85%はアジア人で、九份や日月潭が人気だ。台湾の観光市場が多様化することは良いことで、三つ星評価が得られなかった観光地も落胆する必要はない」と述べた。