ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

鴻海傘下の正達国際、今年の設備投資50億元


ニュース 電子 作成日:2011年3月1日_記事番号:T00028479

鴻海傘下の正達国際、今年の設備投資50億元

 証券会社によると、鴻海科技集団(フォックスコン)系列で、ディスプレイ製品向けガラス基板の裁断、加工などを手掛ける正達国際光電(Gテック・オプトエレクトロニクス)は、今年の設備投資額を前年の5倍の50億台湾元(約138億円)とし、タッチパネルの重要部品で供給ひっ迫が深刻なカバーレンズの生産能力などを拡充する。2月26日付経済日報が伝えた。

 増強を図る生産拠点は、中国広東省の深圳市と東莞市の工場2基とみられる。同社は生産拡充に向け、3,000万株の発行による21億元の現金増資実施を25日の董事会で決定した。

 鍾志明同社董事長は今年の業績について、予想以上の好調を記録した昨年からさらなる成長を見込んでいる。1月の連結売上高は前年同月比306.21%増の4億2,360万元と爆発的な伸びを見せた。稼働日数の少ない2月は減少するが3月はさらに成長、生産能力の拡充で四半期ごとに成長すると見込まれる。