ニュース 電子 作成日:2011年3月1日_記事番号:T00028482
中国市場での需要増大を受け、パソコン用、テレビ用の液晶パネル価格は、3月から4月にかけて反発が見込まれている。1日付経済日報が伝えた。
液晶パネル価格は、テレビ、PC市場が3月から全体的に回復することに加え、中国市場でメーデー(5月1日)前後の連休を控え、在庫を確保するための需要が高まっていることや、中国で3月から家電製品のエネルギー消費に関する新規定が適用されたことなどに下支えされている。
業界関係者は、PC用液晶パネルを3月から、テレビ用液晶パネル価格を4月からそれぞれ小幅ながら引き上げる方向で検討している。液晶パネル価格は、特にPC用で原価割れとなるなど、不採算の状況に転落しており、各社とも値上げ時期をうかがっていた。
市場調査会社ウィッツビュー・テクノロジーの張小彪・研究部主管は「モニターメーカーが3月から在庫確保に動いているほか、ノートPCブランド各社は、インテルの新チップセット『サンディーブリッジ』の発売に合わせて新機種を発売する予定で、PC用液晶パネルの需要は3月から増大している」と指摘した。
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