ニュース 電子 作成日:2011年3月1日_記事番号:T00028484
米国際貿易委員会(ITC)は2月24日、シャープの申し立てを受け、台湾の友達光電(AUO)など液晶パネルメーカー13法人の特許侵害について、調査を開始すると発表した。2月26日付工商時報が伝えた。
これに先立ち、シャープは1月24日、同社の特許7件を侵害しているとして、AUOのほか、三洋電機、ビジオ、LGエレクトロニクス、海爾集団(ハイアール)などを提訴し、各社製品の米国への輸入差し止めなどを求めた。ITCは提訴を受け、米関税法337条に基づく調査の開始を決定した。
シャープはAUOについて、同社の液晶パネル、液晶ディスプレイモジュールのほか、同社顧客が米国で販売している液晶テレビ、液晶ディスプレイがシャープの特許を侵害していると主張していた。
AUOは「第三者の知的財産権を尊重している。第三者もAUOの知的財産権を尊重してもらいたい。会社と顧客の権益保護に全力を尽くす」とコメントした。
AUOとシャープの特許紛争は今回が初めてではない。2004年にはAUO製の液晶パネルを使用した東元電機(TECO)がシャープに提訴され、AUOは05年にシャープからの特許授権を拡大することで決着を図った。
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