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作成日：2007年9月27日_記事番号：T00002849
ＴＳＭＣに３千万ドル賠償判決、米企業の機密を侵害
米サンフランシスコ地裁は26日、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）がｅＤＲＡM（ロジック回路とＤＲＡMを混載したシステムＬＳIチップ）の設計に関する米ユニラムテクノロジーの企業機密を不正に利用したとして、ＴＳＭＣに賠償金3,050万米ドル、台湾元で約10億元（約35億円）の判決を下した。ＴＳＭＣは２週間前に文書を受け取っており、控訴する方針。
上半期に1,000億元を超えるキャッシュを蓄えている同社にとって賠償金額は大きな痛手ではないが、杜東佑法務長は、同社は知的財産権を最大限尊重しており、自社の権益を守るため全力を尽くす構えであることを明らかにした。27日付経済日報が伝えた。
