ニュース その他製造 作成日:2011年3月2日_記事番号:T00028499
南港輪胎(南港タイヤ)はこのほど、原料価格の高騰を受け、4月から8%の値上げを決定した。同社の値上げは今年に入り、1月(8%)、3月(9%)に続き3度目、年初からの上げ幅は累計25%となる。2日付経済日報などが伝えた。
南港タイヤによると、合成ゴム価格は昨年12月の1トン当たり2,900米ドルから43%急騰し、現在は4,150米ドルとなっている。またタイヤコードも、スチール製、ポリエステル製ともに第2四半期からオファー価格約2割の値上げが予定されているため、コスト増を反映させるため再値上げを決めたと同社は説明した。
なお、今月値上げを行った正新橡膠工業(上げ幅25%)と建大工業(20%)、泰豊輪胎(フェデラル、約10%)は、4月に再値上げを行うかどうかについて「しばらく見守る必要がある」と表明した。
証券会社によると、今年のタイヤ需要は、特に中国で30%成長の可能性もあるなど好調で、これがさらに原料価格を押し上げるとみられ、タイヤメーカーは利益確保のため今後も値上げを行うと予測される。
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