友達光電（ＡＵＯ）は、東京ビッグサイトで２日に開幕した第４回国際太陽電池展（PV EXPO 2011、４日まで）に、▽高層ビルが立ち並ぶ都心部や住宅地域など陰の多いエリア向けに開発した太陽電池モジュール技術▽沿海地域向けに開発した抗塩霧型モジュール▽自洗機能および低反射機能を備え、発電効率を高めたモジュール──を出展している。２日付経済日報が報じた。
ＡＵＯが出展した陰の多いエリア向け太陽電池モジュール（同社提供）
陰の多いエリア向けモジュールは、太陽電池パネル１枚１枚が最大効率ポイントを追尾する機能を備え、天候や建築物にさえぎられても高い発電効率を維持できるという。
沿海部に設置しても高い発電効率を維持できる抗塩霧型モジュール「EcoDuo PM240P00」は、今年半ば頃に日本の電気安全環境研究所（ＪＥＴ）の認証を取得する計画だ。
「GreenTriplexPM250M00」モジュールは、低反射機能に加え、モジュール表面に付着した汚れを光触媒成分を利用して分解し、発電効率を最大化する。
