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台湾大哥大「グーグル携帯」発売、台湾で初


ニュース 電子 作成日:2011年3月2日_記事番号:T00028511

台湾大哥大「グーグル携帯」発売、台湾で初

 台湾大哥大(タイワン・モバイル)と韓国のサムスン電子は1日、台湾で初となる「グーグル」ブランドのスマートフォン「グーグル・ネクサスS」を発表した。今月上旬に店頭での販売が開始される。2日付工商時報が伝えた。


グーグル・ネクサスS(台湾大哥大提供)

 同機種は基本ソフト(OS)に「アンドロイド2.3」を採用。台湾で初めて近接型無線通信方式NFCにも対応した。価格は1万8,900台湾元(約5万2,000円)。

 グーグルは昨年初めに宏達国際電子(HTC)への生産委託で自社ブランドのスマートフォン「ネクサス・ワン」を発売したが、台湾ではHTCの独自ブランド機種への配慮もあり、発売が見送られていた。その後、グーグルは自社ブランド携帯の開発パートナーをサムスン電子に乗り換え、台湾ではネクサスSが初のグーグル携帯として発売されることになった。

 NFC方式は、非接触ICカード機能に対応しており、今後は携帯電話端末を使った小額決済サービスの普及が、携帯電話キャリアの新たな収入源につながりそうだ。台湾大哥大は、今年末時点で半分以上のスマートフォンにNFC機能が搭載されるとみている。