ニュース 電子 作成日:2011年3月3日_記事番号:T00028538
マザーボード大手、華碩電脳(ASUS)、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)、微星科技(MSI)はこのほど、相次いで3~10%の値上げを発表した。3社が一斉に値上げを行うのは約15年ぶりだ。これを受け、今後デスクトップパソコンの販売価格引き上げも予想される。3日付経済日報などが伝えた。
盧琪隆MSI副総経理によると、マザーボードの値上げは自身の業界25年の経歴の中でもまだ3度目だ。最大の値上げ要因は中国での労働力不足で、一部のノートPC部品メーカーでは稼働率が50%まで下がっていると指摘した。春節(旧正月)で里帰りしたまま従業員が工場に戻らない現象が招く労働力不足に加え、中国の賃金相場上昇や人民元上昇など各種のコスト圧力も理由に挙げた。プリント基板(PCB)も3〜4月に5〜10%値上げされる見通しだ。
なお、ノートPCは、タブレットPCにシェアを侵食される懸念から、値上げの確率は低いと予測した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722