ニュース 電子 作成日:2011年3月3日_記事番号:T00028540
奇美集団傘下の偏光板メーカー、奇美材料科技(チーメイ・マテリアルズ・テクノロジー)は、南部科学工業園区(南科)第2工場に設置した4本目の生産ラインで早ければ今月末にテスト生産、第2四半期にも量産に入る見通しだ。3日付電子時報によると、これにより生産能力は昨年末と比べて30%前後増え、今年の売上高は前年比30%増え200億台湾元(約550億円)を突破する可能性もある。2010年売上高は154億3,400万元だった。
奇美材料は新ラインで、最大顧客である奇美電子(チーメイ・イノルックス)向けに市場で主流の42インチテレビ用偏光板を生産するようだ。奇美電向けの出荷比率は、現在の3~4割からさらに拡大する見通しだ。
液晶パネル業界は経営環境が厳しく、現在生産拡充を進める偏光板メーカーはほとんどない。
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