ニュース 電子 作成日:2011年3月3日_記事番号:T00028542
中小型液晶パネルメーカー、勝華科技(ウィンテック)が2日発表した2月売上高は59億7,400万台湾元(約165億円)で、前月比では14.59%減とやや縮小したものの、前年同月比では195.78%増となった。また1〜2月の合計売上高は前年同期比195.5%増の129億6,700万元だった。同社がタッチパネルを供給するアップルのタブレット型パソコン新製品、「iPad2」の米国発売が11日に控えており、今後売上高は月を追うごとに増加すると見込まれる。3日付経済日報が伝えた。
2月の売上高減少は、昨年は1月だった春節(旧正月)連休を今年は2月に迎えたことが主な理由だ。ただ前年同期に比べるとタッチパネル生産能力を大きく拡充したことから、大幅な増収となった。
iPadの新旧製品入れ替えの影響でウィンテックの第1四半期売上高は前期比1〜2割の減少が予測されるが、2月に発売されたCDMA版iPhoneやiPad2発売の恩恵を受け、3月は上向くと予測される。
なお今年の同社の設備投資額は100億~150億元と予測され、台湾、中国・広東省東莞工場、ベトナムの3拠点でタッチパネルの生産能力を増強する計画。
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