ニュース 電子 作成日:2011年3月3日_記事番号:T00028545
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)の頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)と京元電子(KYEC)は2日、電源制御IC銅導体ペースト事業とウエハー検査市場に参入することで合意し、覚書に調印した。3日付工商時報が伝えた。
チップボンドによると、主力の液晶ドライバICの生産は最近、12インチウエハーにシフトしており、8インチ金バンプの生産能力は過剰状態となっていた。このため、金バンプ技術に似た銅導体ペースト技術を導入し、生産ラインの有効活用を図り、電源制御ICに応用することにした。
業界では、電源管理ICの散熱性、導電性を向上させる上で、銅導体ペースト技術に対する需要が高まっていた。
チップボンドの呉非艱董事長は「現在6~7社の顧客による認証作業が進んでおり、今年下半期には量産に入る。銅導体ペースト技術は金バンプ技術よりも複雑なので、受託生産価格も高い。今年下半期には毎月1万枚前後の金バンプ生産能力過剰分を消化できる」と説明した。
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