ニュース 運輸 作成日:2011年3月4日_記事番号:T00028551
桃園国際空港からタクシーに乗車する際、停留服務費(客待ち料)という名目で適用されていた50%の加算運賃が11日から15%に値下げされる。4日付自由時報が伝えた。
今回の措置は、空港タクシーの運賃体系が、台北市の基準から桃園県の基準に変更されることに伴うものだ。例えば、桃園空港~台北駅間(42キロメートル)の運賃は、1,329台湾元から1,029元(約2,900円)へと300元安くなる計算だ。夜間割増運賃もなくなる。
桃園県交通局の林明昌科長は「桃園空港の客待ち料は以前から高過ぎると言われてきた。県政府が県内のタクシー組合と交渉し、値下げで合意した」と説明した。
ただ、タクシー運転手からは不満の声が出ている。空港タクシー運転手で組織する委員会のメンバーは「台北市の基準による夜間割増運賃の終日適用および25%の客待ち料加算という案を2年前に示した経緯がある」「ガソリン価格が上昇する中、帰りはほとんどが空車だ。コストがかかりすぎ、運賃を加算しなければやっていけない」などと話した。
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