ニュース 運輸 作成日:2011年3月4日_記事番号:T00028552
香港・匯隆集団(HLG)は3日、8月中旬から台中港~福州新港(福建省福清市)で、中台直航の貨客フェリー運航事業を開始すると表明した。既に交通部の認可を取得しているという。就航に向け9,800万米ドルを投じて1万トン級のフェリー「海峡飛龍号」を建造する。4日付経済日報などが伝えた。
胡志強・台中市長(左)は陳和憲・匯隆集団アジア太平洋地域副総裁(右)に「全力で支援する」と約束した(3日=中央社)
「海峡飛龍号」は豪オースタル社に建造を依頼、旅客1,165人と貨物354トン、自動車254台の積載が可能だ。台中から福州までの所要時間は3時間半。陳亜綸・HLG総裁は、貨物運賃は金門島を経由する「小三通」の4分の1に抑えて「当日到着、当日税関手続き」を実現し、「低コスト・高効率の輸送モデルを確立して、台湾企業の中台分業体制を後押ししたい」とは語った。
HLGはまた、今後船舶5隻以上の船隊を組織し、中台直航の貨客輸送業務に取り組む予定だ。台中と福州のほか、基隆、高雄、台北、アモイ、上海などの港湾にも寄港したいとしている。
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