ニュース 金融 作成日:2011年3月4日_記事番号:T00028554
4日付蘋果日報によると、兆豊国際商業銀行とアメリカン・エキスプレスの提携による、台湾での人民元建てトラベラーズチェック販売が下半期にも実現する見通しとなっている。実現すれば中華圏で初のケースとなる。
両社は昨年末に中央銀行と行政院金融監督管理委員会(金管会)に対し、人民元建てトラベラーズチェック発行を申請したが、これまで認められていなかった。しかし観測によると、中央銀行は既に認可する方向で検討を進めているとされる。
両社の計画によると、最低額面は500人民元(約6,300円)で1人1日当たり2万5,000米ドル分の購入を上限とする計画で、現在の現金両替の上限2万人民元とは重複しないとみられる。
ただ、ある大手銀行関係者は、中国の街中の商店は人民元建てトラベラーズチェックが使えないところが多く、現金の方が便利だと指摘した。そのため実際には、中国銀行で現金化してから使用するケースが多そうだ。
台湾での人民元の現金両替は2008年6月末、台湾人、中国人観光客を対象に解放されている。
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