ニュース 商業・サービス 作成日:2011年3月4日_記事番号:T00028556
行政院公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)は3日までに、JTインターナショナル(傑太日煙国際)の販売代理店31社がカルテルを結び、値上げを行っていたとして、総額2,190万台湾元(約6,100万円)の罰金を科した。JTインターナショナルは処罰を受けなかった。4日付中国時報などが伝えた。
公平会によると、販売代理店31社は「台湾通路聯誼会」という談合組織を立ち上げ、たばこの出荷価格を決定していた。31社は昨年5月に3回の会合を開き、同年6月からの値上げを決定。主力のセブンスターの出荷価格を1カートン680元に引き上げていた。
31社はまた、仕入れ価格の一定額を銀行にプールし、それを会計士に管理させることで、各社のカルテル破りを防いでいた。
公平会は通信記録、当事者からの事情聴取などでカルテルが存在したと断定し、違反行為の内容によって、1社当たり30万~90万元の罰金処分を決定した。
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