ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ギガソーラー・マテリアルズ、太陽電池導電性ペーストで中国に初拠点


ニュース その他製造 作成日:2011年3月4日_記事番号:T00028559

ギガソーラー・マテリアルズ、太陽電池導電性ペーストで中国に初拠点

 太陽電池用導電性ペースト製造、碩禾電子材料(ギガソーラー・マテリアルズ)は、中国・江蘇省蘇州市に技術サービス・販売センターを設置し、第2四半期初めに開業する。同社初の中国拠点となる。4日付経済日報が伝えた。

 同社は、中国が世界最大の太陽電池生産国で、今年、大手各社が生産能力を5割以上増強するため、導電性ペーストの需要も増加すると見込む。また、蘇州と周辺は太陽電池生産の集積地のため、今後の受注拡大につながると期待している。

 同社は台湾系の太陽電池メーカー全社から受注を獲得しているが、これまで中国での販売は主に販売業者を通じて行っていた。

 同社の1月売上高は3億3,300万台湾元(約9億3,000万円)で、11カ月連続で過去最高を更新した。2月は稼働日数が少なく、やや減少するものの、3月以降は再び成長を回復する見通しだ。

 同社は設備投資を昨年の5,000億元から今年1億元に引き上げる予定で、アルミニウ ム導電性ペーストの生産量を昨年の1,500トンから今年3,000トン以上に引き上げ、業界最大手の座を狙う。