ニュース 食品 作成日:2011年3月4日_記事番号:T00028561
行政院衛生署食品薬物管理局はこのほど、日本から輸入される緑茶粉末から基準値を超える残留農薬が検出されるケースが相次いでいるとして、検査比率をこれまでの20%から50%に引き上げる措置を取った。不合格となった緑茶粉末は、市中の飲料スタンドなどに販売される目的で輸入されたとみられる。4日付聯合報が伝えた。
検査比率は当初5%だったが、2009年5月から20%に引き上げられ、今回さらに検査体制が強化された。日本側業者は改善策を講じたと説明したが、それでも残留農薬が検出されたことに伴う措置だ。
1月には基準値を超える残留農薬が検出されたケースが2件あった。1件は東方聚利食品が輸入した「南山園産」製の緑茶粉末(100キログラム)で、ルフェヌロンという殺虫剤が台湾の基準値(0.05ppm)を超える濃度で検出された。
もう1件は億誠貿易が輸入した福島鰹(京都市)製の抹茶(5キロ)で、ルフェヌロンと殺菌剤のアゾキストロビンが検出された。
同局は日本側が改善策を講じるのを待って、検査比率を引き下げる方針だ。
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