ニュース 家電 作成日:2011年3月4日_記事番号:T00028566
台湾日立は3日までに、物価上昇を共に乗り切るためとして、家庭用エアコンの値上げを見送ることを明らかにした。業務用エアコンに関しては、4月1日から少なくとも1%値上げする。4日付工商時報が伝えた。
家電各社は当初、原材料価格の高騰を受け、エアコン価格を1~3%値上げする方向で検討していた。しかし、日立の動きを受け、競合他社も値上げの是非の再検討に入ったもようだ。
一方、地場系の大同は、今月計画していた電気鍋の3%値上げを中止するとともに、冷蔵庫や洗濯機の一部値下げも決めた。大同の家電販売部門、大同綜合訊電によると、10リットルナノシルバー抗菌冷蔵庫を8,900台湾元から7,488元(約2万1,000円)に16%値下げし、月2,000~3,000台の販売を見込む。
台湾松下電器(パナソニック台湾)は、今年発売した2011年型「エコナビ」エアコンの原材料上昇分を吸収し、従来機種より3%高い価格設定に抑制した。
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