ニュース 電子 作成日:2011年3月4日_記事番号:T00028571
液晶パネル大手、友達光電(AUO)と米国子会社は3日、シャープの液晶ディスプレイ(LCD)製品がAUOの米国特許を侵害しているとして、損害賠償(金額未定)と永久差し止めなどを求めて米国デラウェア州とカリフォルニア州の地方裁判所に提訴した。シャープは1月、AUOなどがシャープの特許を侵害したとして、米国際貿易委員会(ITC)とデラウエア州地方裁判所に提訴している。4日付工商時報などが報じた。
AUOは、シャープの液晶テレビ「クアトロン」シリーズを含む小型〜大型のLCD製品が、AUOの発明した多原色液晶ディスプレイ技術を侵害したと主張している。
ある業界関係者は、シャープがかつてAUOやサムスン電子を液晶パネルの特許侵害で訴えた際、サムスンは逆提訴することで和解に持ち込んだと指摘。今回、AUOがシャープを逆提訴したことで、両社が和解する可能性が高まったとみている。
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