ニュース 電子 作成日:2011年3月4日_記事番号:T00028572
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技と華亜科技(イノテラ・メモリーズ)が3日発表した2月売上高は、南亜科技が35億5,200万台湾元(約99億円)で前月比3%増とマイナス成長が止まったのに対し、イノテラは27億3,500万元で同15.1%減となり明暗が分かれた。前年同月比では南亜科技が14%減、イノテラが18.6%減と、ともにマイナスとなった。4日付経済日報が伝えた。
南亜科技は2月の増収について「出荷量は前月より減少したものの、DRAM価格が上昇したため」と説明した。同社は3月の見通しについて、「今月もDRAM価格の上昇傾向に変わりはなく、春節(旧正月)のあった2月より稼働日数が増えるため、さらなる増収が見込める」としている。
南亜科技の1〜2月累計売上高は前年同月比21%減の69億9,500万元だった。
イノテラは減収について、「製品価格に変動がなく、また春節(旧正月)休暇による操業日数の大幅減少が主因」と説明。1〜2月売上高は前年同期比19.26%減の59億5,700万元。
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