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台中市でナイトクラブ火災、9人死亡


ニュース 社会 作成日:2011年3月7日_記事番号:T00028580

台中市でナイトクラブ火災、9人死亡

  台中市西区中興街のナイトクラブ「ジャックダニエル」で6日午前1時頃火災が起き、店内にいた客やアルバイトの学生9人(男性5人、女性4人)が死亡、12人がけがを負った。7日付蘋果日報などが報じた。


店は激しく煙を出しつつ燃えた(6日=中央社)

 同店は広さ30坪の吹き抜け2階建てで、出火当時、2階フロアで半裸の男性による火を使ったダンスパフォーマンスが行われていた。その際、火が天井の防音ウレタン素材に引火して一挙に燃え広がり、店内にいた客ら200人が1階の出口に殺到して収拾のつかない状態になったという。9人の遺体はいずれもひどく焼けており、警察は死者が身に付けていた時計、宝石類をもとに身元の確認を行った。

 胡志強・台中市長によると、同店は先月を含め過去5年で21回の安全検査に合格しており、不合格の際も改善措置が施されていた。胡市長は「それにもかかわらずなぜこうした悲劇が起きたのか、必ず究明しなければならない」とコメントした。

 台中市では1995年にも64人が死亡したレストラン火災が起きており、当時の台中市長は違法建築を野放しにしていたとして監察院より弾劾処分を受けた。