ニュース 政治 作成日:2011年3月7日_記事番号:T00028581
台南市第4選挙区(安平区、南区、東区)と高雄第4選挙区(仁武区、烏松区、大寮区、林園区)で5日、立法委員の補欠選挙が行われ、ともに民進党候補が圧勝した。
蔡英文・民進党主席は圧勝を受けて、「変革を切望する有権者の意思が示された。民進党は政権を取り戻す」と決意を語った(5日=中央社)
台南市第4選挙区は前任、頼清徳氏の台南市長当選に伴い選挙が実施され、前台南市長で民進党の許添財候補が4万9,002票(得票率61.25%)を獲得し、国民党の陳淑慧候補(3万504票、38.13%)らを破った。
高雄市第4選挙区では、前任、陳啓昱氏の高雄市副市長転任に伴う選挙で、民進党の林岱樺候補が5万3,833票(69.69%)を獲得し、国民党の徐慶煌候補(2万3,409票、30.31%)を大差で破った。
投票率は台南市第4選挙区が27.57%、高雄市第4選挙区が33.97%と低かった。国民党候補の得票数は両選挙区とも前回2008年の選挙より約6割減り、南部での国民党に対する支持離れが顕著に現れた。
これにより、立法院の議席配分は現有111議席(残り2議席は規定により補欠選挙を行わず)のうち、国民党73議席、民進党33議席、無党団結聯盟4議席、無所属1議席となった。国民党は過去2年間に行われた立法委員補欠選挙で、改選13選挙区中、議席を確保できたのは3選挙区のみで、1年後に迫った次期立法委員選、総統選に向けて党勢の立て直しが切実な課題となった。
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