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上場・公開企業の女性役員、5%に満たず


ニュース その他分野 作成日:2011年3月7日_記事番号:T00028583

上場・公開企業の女性役員、5%に満たず

 6日付中国時報によると、台湾株式市場の指標と見なされる「台湾50指数」を構成する企業のうち、3分の1に女性役員が存在せず、上場・店頭公開企業全体でも女性役員の比率は5%に満たないことが分かった。また経済部統計によると、09年末時点で台湾企業約60万社における女性経営責任者の割合は28.34%にとどまった。

 「台湾50指数」企業のうち、役員に1人も女性を登用していないのは、ハイテク業界では▽台湾積体電路製造(TSMC)▽聯華電子(UMC)▽聯発科技(メディアテック)▽華碩電脳(ASUS)▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)▽奇美電子(チーメイ・イノルックス)▽晶元光電(エピスター)など──。従来型産業では大手靴メーカーの宝成工業が挙がった。

 なお、ハイテク業界で役員を務める女性は、宏碁(エイサー)創業者、施振栄氏夫人の葉紫華氏や広達電脳(クアンタ・コンピューター)の副董事長、梁次震氏夫人の梁秀卿氏など大半が経営幹部の配偶者だった。