ニュース その他製造 作成日:2011年3月7日_記事番号:T00028591
綿花国際価格の高騰を受け、化学繊維原料となる高純度テレフタル酸(PTA)相場が上昇する状況の下、遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下の化学繊維メーカー、遠東新世紀(旧遠東紡織)は中台でのPTA年産能力を2014年までに380万トンへと110%増強する計画で「PTA世界最大メーカーを目指す」としている。一方、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)も、同グループが進める中国浙江省の寧波石化プラント第2期拡張計画が中国当局の認可を得た場合、14年の中台におけるPTA年産能力は現在の180万トンから450万トンへ拡大する見通しだ。7日付蘋果日報が伝えた。
証券会社は2社のPTA生産拡充競争について、「台プラの寧波プラント拡張計画は、台湾当局の出方で変更を余儀なくされる恐れもある一方で、遠東新世紀はこうした懸念はないため同社が世界最大手となるチャンスもある」と分析している。
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