ニュース 電子 作成日:2011年3月7日_記事番号:T00028600
米インテルは先月中旬から修正版の「6シリーズ」チップセットの出荷を再開したが、供給量はまだ不足しており、パソコン生産チェーンの稼働が本格化するには至っていない。これについて、あるOEM業者は「チップセットの供給量は来週にも回復が見込まれ、3月のPC生産チェーンによる出荷は後半にかけて増加するとみている」と述べた。7日付工商時報が伝えた。
インテル側は2月14日から出荷を再開したが、3月上旬現在、供給不足の状況は解消できていない。2月のPC用各種チップ業者の出荷量は、1月に比べ軒並み15~20%減少した。このため、PC向けの半導体チップ業者の業績は、2月から3月にかけ予想を下回るのが確実となっている。
また、ファウンドリーやパッケージング・テスティング業者も顧客の求めで出荷をストップするなど、影響が拡大している。市場関係者によると、台湾積体電路製造(TSMC)傘下、世界先進積体電路(VIS)は、液晶ディスプレイ(LCD)向けドライバICの生産量が減少。エヌビディアとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の発注先送りにより、TSMCの40ナノメートルプロセスによるグラフィックICの生産も影響を受けた。
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