ニュース 社会 作成日:2011年3月8日_記事番号:T00028605
全土8,000人の郵便配達人が最も恐れるものとは?郵便配達歴30年の大ベテラン、林さんは断言する「雨や台風なんて怖くない。一番恐ろしいのは犬だ!」。ここ3年間、郵便配達人が犬にかまれたケースは2,500件に上る。特に被害が多かったのは、高雄市鳳山区、新北市三重区、桃園県。意外なことに「加害者」の8割は飼い犬で、野良犬は2割にすぎないという。
上の林さんは、かつて犬にズボンを食い破られた経験があるため、犬を見るだけで震え上がるという。しかし、ズボンを破られるなど序の口で、中には太ももをかまれ、1週間も休む大けがをした配達人も。
最も悲惨な目に遭ったのは、配達歴20年の陳さんだろう。昨年10月、台北市内で「大切なところ」をガブリとやられ、20針以上も縫う災難に。
ひどい飼い主もいる。先月、犬にお尻をかまれた配達人の盧さんに対し飼い主は「あれはうちの犬じゃない」とシラを切ったそうだ。このほか、けん制するために投げた石が犬の足に当たり、飼い主から1,500元の医療費を請求されたというケースも。この配達人は、さらに動物保護法違反で1万5,000元の罰金も払う羽目になったというから、犬に対する恨みは増すばかり。
労工保険局によると、郵便配達人が仕事中に犬にかまれて負傷した場合は労災保険が適用され、4日以上の治療には傷病給付や医療給付を申請することができる。
とはいうものの当然、犬などにおびえず安心して仕事ができるのがベスト。ある人の実験によれば、犬対策に効果的なのはハッカ。犬はミントの匂いが苦手で、5グラムの薄荷脳(メントール)を染みこませた匂い袋を携帯すれば、95%の犬が寄り付かなくなるとか。犬ぎらいの皆さん、一度試してみてはいかが?
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