ニュース 社会 作成日:2011年3月8日_記事番号:T00028610
台中市西区のナイトクラブ「ジャックダニエルALAパブ」で6日に起きた火災で9人が死亡したことについて、胡志強台中市長は7日、防火自治条例の制定を推進し、室内での火気使用禁止や入店人数の制限などの対策を取り、違反者には罰金や営業停止などの処分で臨んでいく姿勢を明らかにした。8日付聯合報が伝えた。
胡市長は同日、市政府の会合で消防局、都市発展局に防火自治条例案の作成を急ぐよう指示し、市議会の今会期での成立を目指す方針を表明した。
深夜営業店では最近、火気を使った舞台公演を行う例があり、安全面で懸念が示されていたが、法的に取り締まる根拠がなく、自治体側が安全指導を行っても、法的な拘束力がなかった。
一方、火災を受け、台中市の警察、消防は2日にわたり、中区や西区の深夜営業店に対する臨時検査を実施し、7カ所で安全基準不合格事例が見つかった。
台中市では1995年にも64人が死亡するレストラン火災が起きるなど、大規模火災が頻発しており、市議会では胡志強市長の責任を追及する声が高まっている。
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