ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

2月CPI上昇率、食・日用品が10カ月で最高の伸び【図】


ニュース その他分野 作成日:2011年3月8日_記事番号:T00028612

2月CPI上昇率、食・日用品が10カ月で最高の伸び【図】

 行政院主計処が7日発表した2月の消費者物価指数(CPI)によると、食品、サラダ油、ティッシュペーパーなど日常的に購入する「非耐久消費財」の物価指数の前年同月比上昇率が3.42%増と2010年5月以来の最高となった。しかし、ノートPCや携帯電話、テレビなどの「耐久消費財」の多くで価格が下落したため、全体のCPI年上昇率は1.33%の小幅上昇にとどまった。8日付工商時報などが伝えた。

 主計処によると、国際原料相場の上昇を受け、2月は非耐久消費財の値上がりが相次ぎ、特に▽即席めん、年上昇率5.3%▽しいたけ・あずき、同10%以上▽ニガウリ、同約45%▽ティッシュペーパー、同6.7%──で伸び幅が大きかった。一方、ノートPC、携帯電話価格は昨年に比べ20%以上、下落した。

 なお、2月の階層別CPI年上昇率は、低所得家庭(下層20%)が1.38%で、中所得家庭(中間層60%)の1.39%、高所得家庭(上層20%)の1.41%を下回った。