ニュース 電子 作成日:2011年3月8日_記事番号:T00028626
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)が7日発表した2月連結売上高は、前月比39.79%減、前年同月比42.47%減の45億3,000万台湾元(約127億円)で、2007年3月以来の最低となった。1〜2月累計も120億6,000万元で前年同期比43.8%のマイナスだった。同社は2月の大幅減収について、「春節(旧正月)連休により稼働日数が少なかったためで、想定の範囲内」と説明、第1四半期の売上高目標(前期比7%〜14%減の195億元〜211億元)は下方修正しない」と強調した。8日経済日報が報じた。
一方、業界関係者はメディアテックの2月減収について、中国携帯電話市場が既に成熟期に入ったこと、さらに同社売上高の約20%を占める中東などの新興国で政治不安が発生したことが大きな要因と指摘した。
同社が第1四半期の売上高目標を達成するには、3月に飛躍的な成長が必要となるため、証券会社は「達成不可能」との見方を強めている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722